外壁調査のお悩みはありますか
足場やゴンドラによる調査では費用と時間がかかる
足場の設置による作業では、作業中の転落事故が心配
足場が設置されると防犯上のリスクがあって不安だ
直接打診による打診音が長く続くと気になる
そんなお悩みはドローンによる外壁調査にお任せください!
2022年4月に建築基準法が改正され、ほかの打診方法による調査と比較しても劣らない方法として、無人航空機(ドローン)による赤外線調査の方法が明確に示されました。
ドローンに赤外線カメラを搭載し高層建築物であっても地上同様の赤外線調査を行うことができます。
ドローンによる外壁調査の特徴
ドローン以外の調査方法では仮設足場を設置したり特設ゴンドラ利用して直接外壁を打診する方法が一般的でしたが、ドローンを利用した方法が登場することで、多くのメリットがあります。
調査期間の短縮
ゴンドラ利用は仮設足場の1/3、ドローンであれば仮設足場の1/10以下

設備の仮設期間だけでも足場の場合は最大1か月程度、ゴンドラは最大10日程度かかることがあります。
ドローン調査では最短半日程度で準備から撮影まで完了することができ、高層の建物になればなるほどメリットがあります。
ドローン以外の調査
多くの人材の収集
仮足場の設営期間
ゴンドラによる調査期間
ドローン以外による外壁調査は、
多くの期間を費やさなければなりません。
ドローンによる外壁調査なら
少人数の人員とドローンだけで済むため短期間で
調査を終わらせることができます。

安価でコスト削減
仮設設備不要の低コスト
▲ドローン操作者、画像分析者、現場監視員、警備員
高層階の打診調査では、足場やゴンドラといった仮設設備を設置するだけで数百万円以上の費用が掛かることがあります。
ドローンの飛行においては、この仮設設備が不要で大幅なコスト削減が可能です。
仮設設備やゴンドラを用いる外壁調査には、期間長期化による費用や人員による費用が掛かってきます。
それに比べドローンによる外壁調査は期間が短期間になり、また少人数体制で作業を行うので費用にかなりの違いが出てきます。
仮設設備不要によるメリットはその他にも
仮設足場の設置がいらないので設置の騒音もでない
仮設足場の保管場所がいらず狭い場所や隣接ビルへの影響がでない
調査期間中の警備人数もわずか1日
赤外線による細かい精度の高い調査結果
ドローンと赤外線カメラの組み合わせで高精度な調査
ドローンとドローンに取り付けられた赤外線カメラの組み合わせにより、地上からの「赤外線サーモグラフィー法」や「赤外線サーモグラフィー法」に比べて精度の高い調査が可能です。
ドローンによる外壁調査のメリットとデメリット
ドローンによる外壁調査のメリット
- 点検員の技量に左右されない調査結果が得られる
- 上空から近距離で撮影を行うため、誤差が小さい
他の方法による外壁調査のデメリット
赤外線サーモグラフィー法
画像データは地上からの撮影で、外壁との距離と角度が撮影場所で違うため、一定階層以上の建物では誤差が大きく実施が困難となります。
打診法
精度は高いのですが点検員の技量に大きく左右されます。また高所の足場や、屋上からの吊りゴンドラを使用する場合は高額費用となります。
測定誤差のデメリットを解決
ドローンによる外壁調査であれば
高精度な調査結果を得ることができます
高層建築物でも安定した飛行状態を保ち、常に外壁と水平な位置でドローンに積んだ赤外線カメラで撮影測定するので、精度の高い赤外線調査が可能です。
事故に対する安全性
ドローンの安全性の向上と外壁調査の安全性
直近の5年間でドローンの性能は飛躍的に向上し、特に産業利用における障害物検知・回避機能に加え衝突時の防護性能が高められており、適切な運用によって事故発生リスクは限りなくゼロに近づいています。
事故に対する安全性や防犯リスク
足場作業による防犯や事故
足場作業は、作業員の滑落事故の防止の安全対策を行わなければいけません。
足場作業では工期が長期的なものになる為、足場設置の防犯上のリスクも伴ってしまいます。
ドローンによる調査であれば
事故や防犯面でのリスクを低減できます
総飛行時間300時間を超える、安全確実にドローンを操縦できるパイロットが飛行を実施します。
現場監視員もドローンの飛行経験を持った者が対応し、万が一の事態が発生しても、安全で円滑な対応ができます。
常に万全な事故対応により。外壁調査における事故の発生は0%を継続しています。
最少±10㎝の安定したホバリング性能や障害物回避機能、電波遮断(操縦不能)時の自動帰還機能といった安全機構を搭載。
万一の事故に備えて対人・対物5億円の損害保険に加入しているので、補償にも充実した対応をお約束いたします。
作業場所は、建物の壁面に沿った場所に限られるので、ドローンの機体に加え、安全確保の最小限の機材類の準備だけです。
当然、仮設足場のような準備期間はなく、調査飛行時間と併せても半日から1日の期間で調査可能で、その分の経費負担が大幅に削減可能です。
実機体
外壁調査に使用するドローン機体や赤外線カメラです。
ドローン機体
DII Matrice300 RTK
最大飛行時間:約40時間
RTK-GPS測位による最少10㎝のホバリング精度
電波遮断時の自動帰還機能
6方向障害物検知
赤外線カメラ
Zenmuse H20T
最大200倍ズーム可視カメラと赤外線カメラの2in1
レーザー距離計測機能
赤外線画像解像度640×512ピクセル
赤外線カメラ温度分解能 0.05℃
ドローンによる外壁調査は実施できないこともあります

日射条件など天候による影響を受けるので、強風下や雨天・曇天時では作業ができません。
また作業調査後における外壁改修を保証するものではありません。
適用が困難なケース
次のケースは赤外線画像による判定が困難ケースで、他の方法を検討する必要があります。
方位
・日射が少ない北面
タイルの種類
・反射の著しく強い施釉タイル
・ラスタータイル(パールタイル、金属光沢のあるタイル)
・白色系のタイル
・深目地で施工されたタイル
建物の部位
・軒裏、出隅入隅、庇の鼻先、笠木や窓台に接する部分
・雨樋や柱の日陰部、窓枠の近傍、開口隅部、水平内継部
外壁下地材
・木摺ラス、鉄骨ラス、ALC、押出成形セメント板
実際に調査を行う者について
ドローンによる外壁調査では、調査診断に欠かせない資格をもっている技術資格者が実施いたします。
-
ドローン飛行に必要な資格
無人航空機安全運航管理者資格
-
赤外線画像の診断に必要な資格
赤外線建物診断技能師資格
資格を持ったプロが調査を行います。
ドローンによる外壁調査を検討している方はお気軽にお問い合わせください。
ドローンによる外壁調査の流れ
効率的に管理された作業工程
事前調査
①調査項目
- 日射状況の確認
- 調査可能な時間帯の確認
- 建築物の構造や形状の確認
- 近隣状況の確認
- 赤外線装置の撮影方法の確認
- 打診と併用する部分の確認
②現地調査により距離測定や状況から安全飛行の可否を判断
③地上測定及びドローン測定範囲を判断
調査計画の打合せ
①実施日と予備日
- 日射状況の確認
②実施体制
- 作業エリアや配置員、作業機材置場などを確認する
③飛行ルート
- 壁面からの距離を確認して安全な飛行ルートを設定
調査当日の事前作業
- 機材の搬入と飛行準備
- 安全監視員の配置
- 作業打合せと安全対策の確認
直接打診の実施
- 手の届く範囲の打診
- 打診結果と赤外線映像との照合確認
ドローン飛行による調査実施
- 壁面との角度を変えながら撮影
- 可視画像と併せて撮影
- 時間帯を変えての撮影
- 撮影した熱画像の分析
- 可視画像と比較し浮き箇所を判断
後作業
- 搬入機材の撤収
- 清掃作業
詳しい流れは動画をご視聴ください。
よくある質問
Q
当日の天候が悪化した場合は?
A
事前調査計画で予備日を設定しています。天候悪化による飛行は安全飛行と調査精度の確保ができないため、延期をお願いします。
Q
作業中は建物内への出入りに支障がありますか?
A
全く問題ありません。通行者への安全配慮も含め作業事故防止を徹底しています。
Q
ドローンによる調査ができない場合、ほかの調査方法を相談できますか。
A
はいお任せ下さい。お客様の建物にあわせて対応致します。
お問い合わせ
以下の必要情報をご入力・ご選択の上、「入力内容確認へ」ボタンをクリックしてください。 必須の項目は必ず入力・選択してください。