非常時に備えたビルの保守点検はお任せください。

株式会社日本防災技術センター

防火設備

2016年6月に建築基準法が改正され、「防火設備定期検査」が新設されました。この改正により、防火設備の維持管理が強化され、新たな定期報告制度がスタートしました。検査する設備は主に「火災感知器」「防火扉」「防火、防煙シャッター」などがあげられます。
当社では、消防設備士資格を併有する防火設備検査員が「火災感知器」と連動させながら防火設備の機能をチェックいたします。

点検対象

  • 火災報知器

  • 防火扉

  • 防火シャッター

建物の長期維持保全を目指す上で大きなメリットがあります

早期に不具合やその兆候を発見し、適切な対策を講じるためには定期点検は欠かせません。不具合の原因となる小さな傷や兆候を見過ごすと、設備の機能不全につながり、火災の拡大や事故を招く恐れがります。設備の長期維持保全は、こうした点検によって安全の信頼性が高まります。

定期点検報告を怠ると100万円以下の罰金(建築基準法第101条)の他、人が死傷するようなケースでは業務上過失致死傷(刑法第211条)の厳罰に処されます。

ドレンチャー設備の点検もお任せ下さい。

防火扉や防火シャッター以外にも、スプリンクラーのようなヘッド部分から放水して水の壁を作り、延焼防止を図る防火設備としてドレンチャー設備があります。
消防用設備の知識を必要とすることから、弊社では消防設備士の資格を併せ持つ技術者が点検を行います。

日本技術センターの強み

  • 安全な作業手順

    個々の防火戸・シャッターの取付収納状態の確認から始まり、設備の動作状態の確認/防火戸閉鎖力の測定/火災連動動作の確認/防火区画形成の確認/動作機器の復旧までを複数の点検作業員が相互に連絡を取りながら安全に作業を進めます。

  • 国家資格所有者多数

    防火戸・防火シャッターの構造や機能の知識を持つ防火設備検査員資格者に加え、火災感知器の動作試験を伴うことから消防用設備の構造機能の知識を持つ消防設備士の資格を併せ持つ技術者が実施することで、より総合的で信頼性の高い点検が確立できます。

点検の流れ

主に廊下、階段での点検作業となります。
壁面や天井面に収納された状態から閉鎖することを、手動操作と防火設備用火災感知器の作動による連動閉鎖にて確認します。防火区画ごとの点検作業となるので、階段や吹抜け部分では階をまたがって同時閉鎖する場合もあります。
周囲の状況に十分配慮し、施設営業時間内であれば、近くに施設利用者がいないことを確認してから作業いたします。

0:00

点検開始

関係者への挨拶と作業区域と時間等を打合せします。検査事故防止のため総合操作盤の連動機能を一時的に停止状態にセットし、点検作業を開始します。

1:00

確認作業①設置状態の確認

機器ごとに目視と機能を手動操作しながら、フロアー毎に作業を進めます。
特に閉鎖する空間に障害物がある場合などは、物品の移動をお願いすることもあります。

2:00

確認作業②火災連動動作試験

設置の状態と降下空間を確認した後、火災連動動作の試験を行います。
操作盤の検査員と動作区画の検査員とは相互に連絡を取り合いながら進め、全ての個所の閉鎖動作の確認と閉鎖時間を測定、防火戸は扉の閉鎖力をテンションゲージなどで測定します。
危害防止装置がある防火シャッターの動作も併せて確認します。

3:00

確認作業③防火シャッターの確認

廊下通路での点検では、通行者の有無を確認しながら行います。
特に階段や吹抜けは、複数の機器が同時に動作することから、十分な安全確認が必要です。
防火シャッターは天井内のブレーキ開放装置をリセットし、降下したシャッターを元の格納位置まで戻す復旧作業を行うため、同時閉鎖する数量に比例した分の作業時間が必要となります。

4:00

点検終了

いずれかの防火区画において、予備電源に切り替えて同様の閉鎖動作点検を行い、停電時動作状態を確認します。最後に停止状態にある総合操作盤を監視状態に戻して作業を終了します。

5:00

点検結果のご報告

関係者へ点検作業の終了と結果報告を口頭及び作業確認書にまとめ報告します。
後日、法定様式の結果報告書を作成し、関係報告機関に代行報告します。当該報告が受理された副本をお客様へお届けいたします。

アフターメンテナンスについて

点検後に設備不具合や異常な動作を確認された場合、或いはお気づきの点がございましたら、すぐにご連絡下さい。24時間のサポート体制で対応いたします。専門技術者が調査し適切な処置で不安を解消します。

実績・事例

防火設備

  • 大型電機販売店舗

    期間
    20日間
    総額
    17店舗3,750,000円
    工程
    事前調査⇒御見積書⇒本検査⇒完成図書⇒行政提出
  • 物販複合店舗5店舗

    期間
    10日間
    総額
    4,326,000円
    工程
    事前調査⇒御見積書⇒本検査⇒完成図書⇒行政提出
  • 観光ホテル

    期間
    1日間
    総額
    248,000円
    工程
    事前調査⇒協力会社打ち合わせ⇒本検査⇒完成図書⇒行政提出
  • 物品販売店店舗

    総額
    310,000円
    工程
    事前調査⇒協力会社打ち合わせ⇒本検査⇒完成図書⇒行政提出

よくあるお問い合わせ

よくあるご質問をおまとめいたしました。掲載している質問でさらに詳しく聞きたいことはもちろん、その他ご相談もお気軽にご連絡ください。

  • 店舗での作業時間帯は日中ですか?
    開店前や閉店後でも対応可能です。
  • 検査時に必要な書類は?
    建築図面と前回の報告書をご用意ください。前回からの経過も検査の一つです。
  • 消防用設備点検と合わせたらお得ですか?
    点検時期をあわせて実施できれば経費などを見直しできます。弊社は消防、建築両方の資格者を持っている作業員も多いので効率的です。
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