非常用発電機の負荷試験


無負荷運転による危険性をご存知ですか

非常用発電機は電気事業法、消防法、建築基準法の3つの法律で、
定期的に点検を行うよう規定されています。
ディーゼルエンジンの場合、無負荷/低負荷運転を繰り返すと、
燃焼温度の低い排気ガスにより不完全燃焼が起こり内部にカーボンが付着蓄積されます。

これが、排気管からの出火やエンジンの損傷を引き起こし、最悪の場合運転が出来なく非常時の対応ができません。
また、発電に必要な負荷を実際に施設に設置されている設備機器を稼働させて発電する方法だと、施設を停電にする必要があり、また30%以上の負荷運転は困難です。

当社では、最新型の小型模擬負荷試験装置を用いて全負荷試験を行います。
高い負荷で運転することで、内部に付着したカーボンを除去し、確実な運転性能を発揮できます。

施設を停電にする必要もなく、実際の設備機器類を稼働させずに、70%以上の高負荷運転による点検ができます。